●レーザー治療について


 

レーザー(LASER)とは“誘導放出による光の増幅”を意味する “Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation” の頭文字をとったもので、簡単に言うとレーザー光とは電磁波(マイクロ波)の一種で、 直進性・集束性に優れた高出力の光です。
1960年に初めてレーザー発振の成功がなされて以来、医科・歯科の領域をはじめ各分野での応用が進んでおり、安全性も確立されております。

歯科領域におけるその効果としては

消炎効果
鎮痛・除痛効果
殺菌・消毒効果
麻酔効果
止血効果
組織の蒸散
組織の活性化 などがあります。

連続波で人体にレーザー照射をすると痛みや熱さを感じることもありますが、最近では当院で使用している機種のように間欠的なパルス波での照射が可能なものが開発され熱的作用が最小限に抑えられるようになったため、ほとんどの症例において無麻酔下での治療が可能となりました。

実際の症例としては下記のようなことに使用されます。

  1. 歯槽膿漏や歯肉炎の細菌の殺菌・消毒や歯肉の蒸散
  2. 口腔外科領域での切開
  3. 象牙質知覚過敏症の疼痛緩和
  4. 根っこの治療での殺菌・消毒
  5. 口内炎の疼痛緩和、治癒促進
  6. 歯肉のメラニン色素の除去
  7. 歯の漂白
  8. 顎関節症の治療
  9. 歯質の耐酸性を向上することによる虫歯の予防
  10. 歯の切削
  11. 歯周病手術やインプラント植立手術などで血液にレーザー照射することにより血液中の未分化間葉細胞を活性化させ、創面 の治癒を早めるとともに深部では骨造成能を高める

症例写真(文献より引用)
照射直後より痛みは軽減し、治癒期間も短くなります


縫合の必要はなく、出血もほとんどない。術後疼痛も比較的軽く、傷の治癒期間も短い

顎関節症の筋肉痛の多くは局所の循環不全、つまり血行不良による低酸素状態によるものが考えられる。そこでレーザーを関節周囲や下関などのツボにあてることにより写 真のように血行を良くし関節周囲の状態を改善します

虫歯に対するレーザー治療のメリットは殺菌作用だけではなく、耐酸性の付与、フッ素の吸収促進、再石灰化の促進および病巣部への選択的蒸散により歯質を最大限保護してくれるなどがあります

費用は照射する回数や時間、範囲などにより異なりますのでご相談ください。
(一回¥500〜)
狭い範囲で短時間の照射ですむ場合は料金を頂かない場合もあります。